となりのデジタル第38号 都知事とデジタル

ポケモンGOで熱狂真っ只中の日本列島、

7月最後の週末も日本各地で熱いバトルが繰り広げられたようですが、

首都東京を舞台にした戦いには決着の時が訪れました。
381

731()に投開票が行われた東京都知事選挙は、
小池百合子氏が2位に100万票以上の差をつける圧勝でした。
             
今回の選挙の投票率は59.73%で、
平成に入ってから2番目(最高は平成12年の62.60%)の高さとなり、
今回の都知事選への関心の高さが現れる形となりました。

日本経済新聞の記事によると、
投票率を「男女別で見ると、女性が61.22%で、男性の58.19%を約3ポイント上回っており、
初の女性都知事誕生を後押ししたとみられる。」とのことです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H0R_R00C16A8EB2000/?n_cid=SPTMG002

女性の投票率のほうが高いから女性知事が誕生した
と分析するのはどうなんだろうと思ってしまいましたが、
それはさておき、ここではデジタル視点で今回の選挙戦を振り返ってみたいと思います。

今回の都知事選、小池氏の勝因として挙げられているものの中で
個人的には・・・
(1)
自民党支持層の多数が小池氏支持にまわった
(2)
無党派層の支持を獲得した
という2つではないかと感じております。
※あくまで個人的に・・・
<http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073100175&g=pol>

特に(2)に関しては、デジタル関連の要素を多く含んでいるかと。

~SNS×マスメディア~
他の有力候補と比べて多数のフォロワーを持つ小池氏は
選挙戦の序盤から終盤までTwitter・Facebookでの投稿を駆使し
無党派層・若年層の取り込みを続けました。

382.png

7/17に投稿されたこのツイートは10,000以上リツイートされるなど
デジタル上での情報拡散を狙った活動がなされていました。

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※もちろん、このツイートにも賛否両論ありましたが・・・
 <http://lite-ra.com/2016/07/post-2443.html>

しかし、いくら他の有力候補と比べて多数のSNSフォロワーがいると言えども、
全員が都知事選の有権者ではありませんし、その力は限定的といえると思います。

特筆すべきは、リアル(街頭演説・握手)×デジタル(SNS投稿)×マスメディアの相乗効果だったかと思います。

「百合子グリーン」と銘打って繰り広げた街頭演説をSNSでデジタル上に拡散。

384.png

他の候補も同様にSNS拡散を生活者に呼びかけたことで、

テレビを中心としたマスメディアの取り上げ方も

結果的にSNSフォロワー数の多い小池氏の優勢を伝えるような部分もありました。

 

他にも、敵陣営から「厚化粧の女」と揶揄されたことが

テレビでも大きく取り上げられたことも小池氏にとって追い風となりました。

<http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/31/ikegami-vs-yuriko_n_11284602.html> 

 

SNSの活用がデジタル上だけにとどまらず、マスメディアへも波及したことにより

より大きな拡散をもたらし、無党派層の支持獲得につながったのではないでしょうか。

 

実際の勝因としては、自民党支持層の多数が小池氏支持にまわったという要素も大きいのかもしれませんが

SNSをフル活用して選挙戦を戦う‘これまでにない’(?) 形の一つだったのかと思います。

 

本日はこのあたりで…

 

 

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